青山学院が創立150周年を迎えるにあたり、「EverGreen150~わたしたちのとっておき」というウェブ企画を実施しました。

企画内容について

EverGreenとは永遠に色褪せることのない青という意味があり、そこから永遠の名作をも表します。「EverGreen150~わたしたちのとっておき」では、在校生や校友、教職員それぞれにとっての永遠の名作を150周年にちなんだ１・５・０の数字にまつわるエピソードと共に紹介してもらうことにしました。
半世紀に一度のこの記念すべき年を共に過ごす在校生、教職員、校友のつながりを、未来に生きる人々へと広げることを目的とし、対外的には「地の塩、世の光」をスクール・モットーとしている本学について、永遠の名作を通して知っていただくことを目的としました。

EverGreenのルール

永遠の名作といっても１つに絞るのが難しいものですが、絞りやすくする効果を狙い、必須項目としたのが、「誰におすすめするか」「どんな時におすすめするか」の２点です。それ以外について、推薦してもらう媒体やジャンルには、ほぼ縛りを設けず、基本的に自由としました。

 

最終的には、本への推薦が98と最も多く、次いで音楽25、映画18と大半を占めましたが、中には美術作品や舞台、埴輪(はにわ)、教会、景色、詩や書画への推薦もあり、まさに多様なEverGreen（永遠の名作）が集まる結果となりました。

 

 

創立149年目からスタート

2023年11月16日。
創立150周年記念日の1年前、特設サイトがリリースされました。それに合わせ、「EverGreen150~わたしたちのとっておき」のページも公開しました。最初の公開は3名。あえて大量に公開せず、一つひとつをじっくりと見てもらうため、少しずつEverGreen（永遠の名作）を公開することにしました。
そして、なるべく多くの人に見ていただけるよう、毎回公開テーマを決め、大学のＸアカウントにも投稿しサイトへの誘導も行いました。

 

151年目の春に

2024年2月、151年目を迎える年に、青山学院が創立１５０周年から新たな一歩をふみだすという意味をこめて、150人＋1人＝151人のEverGreen（永遠の名作）を公開し、ここに完成しました。

 

一人ひとりの言葉やエピソード、メッセージは違っていても、それぞれが他人を思いやる気持ちで溢れ、温かで優しく、そして爽やかなメッセージという点は見事に共通しています。“地の塩、世の光”をスクール・モットーとして掲げている本学らしさを感じていただけたのではないでしょうか。EverGreen（永遠の名作）が紡いだ想いを50先の創立200周年の際に思い出し、新たな想いを紡いでいただけたら幸いです。